Googleのウェブサイト翻訳ツールの新規提供が終了
いや、もう、
ええーーーーっ!!!マジで!??
って感じです。
突然来ましたね、
Google 翻訳のウェブサイト翻訳ツール、まさかのサービス終了。
無料サービスとはいえ、アナウンスなしでいきなりコッソリと終了するとは・・・
ちなみにGoogleのウェブサイト翻訳ツールってのはコレです。
よくホームページの右上のほうに埋め込まれているのを見かけますね。
リストから言語を選べば、サイト全体の文書が自動的に翻訳されるという便利な機能。
これはGoogleが無償で提供していたツールで、Googleアカウントさえ持っていればいくつでもタグを取得し、自分のサイトに埋め込むことが可能であったものです。
翻訳精度は決して高くありませんでしたが、100言語以上を指定できる上に、何より無料で使用できるというのが大きなメリットでした。
もし多言語サイトを作りたいって場合、通常はサイト構成をコピーして、さらに翻訳テキストまで用意して、という形になるんですが、これをすると制作費は相当跳ね上がってしまいます。
でもこのウェブサイト翻訳ツールを使えば、タグを埋め込むだけの一手間だけで済むので、あまりお金をかけられないお客様にとっては頼もしい味方だったワケですヨ。
まさかこんな突然にサービス提供終了になるとは思ってもみませんでした。
いちおうまだ翻訳サービス自体は生きていて、すでに発行済みのタグについてはこれまで通り正しく動くとのこと。
できなくなるのは、新規でのタグ発行。
これ、発行済みのタグもいつまで機能するのか判断できないですよねー。
新規タグ発行終了ってことは、サービス保守自体が終了って捉えることもできるし。
それともいずれ有料化する前触れなんでしょうか?
何にせよ現時点で情報が少なすぎです。
公式発表は上記の画像のとおりで、これ以上の情報はないし。
Twitter検索すると、どうやら2018年の12月25日ぐらいにサービス終了となったようですね。
あとは株式会社momomoさんが自社メディアで記事書いてますが、ほかには情報なし。
(株式会社momomo:Googleウェブサイト翻訳ツールのサービスが終了?)
たぶんまだサービス終了に気付いていないホームページ制作会社もたくさんいそう(汗)
なんにせよ、ホームページの作り手側としては非常に悲しいですね。
浅草ねこのてホームページとしても浅草のお客様が割合多いので、海外からの観光客が激増しているいま、Googleの翻訳ツールが埋め込めなくなるのは結構痛手。
翻訳外注すると、お客様へのホームページ制作費用跳ね上がっちゃうもんなぁ・・・
とりあえず、今回のサービス終了は自分が騒いでも状況が変わるものではないので、静観する側に留まることしかできませんが。
Googleさんは「ウェブページの翻訳が必要な方は、ネイティブで翻訳をサポートしているブラウザを使用されることをおすすめします。」 なんてこと言ってますが、自社ブラウザのChromeを普及させたいのが本音なんでしょうかねー?
ブラウザ側に翻訳処理を任せる方向性でGoogleが考えているのであれば、近いうちにブラウザのわかりやすい位置に「翻訳ボタン」が設置されるかもですね。
むむむ・・・、
とりあえず動向を見守りましょう。