ブログ記事の内容をパクられた!パクリ対策ってどうすればいいの?

ブログ記事のパクリ防止

私はこの「浅草ねこのてホームページ」として以外にも、個人的な趣味の範疇でいくつかホームページを作って運営しています。基本的にはブログ系が多く、特定の一つのジャンルについて詳しく情報を記載して、それに興味のある方を検索エンジンから集客をしているタイプのものがほとんどです。

その中にはもう10年~15年と運営しているサイトもあります。けっこう検索では上位に食い込んでくれるページも多く、たくさんのお客さんに閲覧頂いていたのですが・・・

 
先日、記事を思いっきりパクられました。

 
とある特定の生き物の生態について書いていた記事だったのですが、段落構成はそのまんま、文章もそのまんま(多少言い回しを変えてるところもありましたが、「すごく」とか「とても」とかテキトーに形容詞を足したりしてるだけのコピペ文が多数)。完全に私の書いた記事を丸々コピペして、そこから文章をいじくって作った記事でした。

 
いやー、やられちゃいましたね。

 
しかも、どこぞの悪徳アフィリエイターにパクられたのかと思いきや、なんとそのパクリ記事が掲載されていたのは天下のYahooニュース。どこぞの皮膚科の院長先生が執筆して投稿している記事だったのです。院長なんていう権威ある立場の人が何してくれてんだよ、オイ(笑)

その記事を読んだ第三者が、そのYahoo記事を読んでパクリに気付き私に連絡をくれたため発覚したのですが、もう呆れるばかりですねー。すでにもうその記事は削除されていて、私もいまさらどうこうする気はないのですが。まぁ、やっぱり気持ちのいいもんではないですね。

 

ネット情報のほとんどの情報元は、ネット情報である

インターネットの情報はインターネットからきている

インターネットがこれだけ普及し、誰もが情報を発信することが簡単になり、その情報からアクセスが集められれば利益が得られる時代。でもその発信される情報のほとんどは「インターネットで収集されたもの」であることが多いです。

たとえば「風邪を引いたときに効果的な食べ物」と調べれば、それについて書いたブロガーさんたちの記事がうじゃうじゃ出てきます。ですが、その記事を書いたブロガーさんのプロフィールを見れば、別に彼らは医者でも管理栄養士でもないことがほとんどです。医学的・栄養学的な知識を全く持っていなかった人がインターネットで情報を集めて、それらを紹介する形で自分の記事にしているのです。

インターネットが現代の最強の情報収集方法である以上、インターネットで発信される情報の元がインターネットにあるのは仕方がないことですし、それは今後も変わらぬ事実かと思います。

 

でも情報元にするのと、パクるのはまったく別の話

パクリ

私がその趣味サイトで書いてパクられてしまった記事も、主な情報元はインターネットと書籍です。インターネット、図鑑、参考書などいろんな媒体から情報を収集し、私自身がその生き物について「学者なの?」ってレベルで博識になった後に、できる限り閲覧者にとってわかりやすい砕けた文章を考え、記事として公開していたものです。

下調べだけでも相当な時間がかかっていますし、ライティングにもかなりの時間がかかっています。そのかいもあって、自分でいうのも何ですが 非常に読みやすく内容が伝わりやすい記事として完成していたと思います。

それだけに丸パクリは憤慨モノですね。完成された記事をコピー&ペーストして、文章の順番や、使っている形容詞、「てにをは」をちょっとだけいじって、完全に自分が書いた記事として公表する行為はやっぱりコンチクショウッ!って感じです。

 

記事をパクられたくない! でもどう対策したらいい!?

パクリ防止

世の中には平気で記事をパクる人が少なからずいる以上、この世から記事ドロボーはなくなりません。おそらく「ブロガーのみんな、他人の記事をパクらないようにしましょー!」と道徳に訴えた街頭演説をしたところで何の効果も望めないでしょう(笑) ですので、ここはひとつ パクられないための対策、そしてパクられてしまった後の対策を考えてみましょう。

しかし、まず先に結論から言ってしまいますが記事のパクリを完全に防ぐ方法は存在しません。人の目で閲覧できる形で記事をインターネットに公開している以上、どんなコピぺ対策をしようが絶対にパクリをゼロにすることはできません。

ですが、パクられる確率を下げる工夫はいくつか行うことができるのも事実です。ですので、今後少しでもパクられるケースが減らせるように対策を考えていきましょうー。

 


1.とりあえずコピーライト表記は書いておこう

コピーライトとは著作権表記のことで、よくサイトの下のほうに「Copyright© サイト名 2018 All Rights Reserved.」みたいに書いてあるアレです。このサイトの著作権はウチにありますよー的な宣言の意味があって書いてあります。でも実は、厳密にはこれは書いても書かなくても法的には差はありません。コピーライトを書いてなくても、著作権侵害を受けた際には何の問題もなく訴えることが可能です。

でも、とりあえず書いておきましょう。書くのはタダです(笑)コピーライトを書いてないことによって「このサイトの管理人はサイト内の著作権に対しての意識なさそうだな」って思われるのは損なので。

調べてみたところ、コピーライトの書き方は「© サイトを開始時の年号 屋号名」だけで十分だそうです。ウチであれば「© 2017 浅草ねこのてホームページ」でOK。「Copyright」とか「All Rights Reserved.」とかの文字列を交えた書き方をよく見かけますが、これらは別になくてもいいみたいですね。LIGさんのコラムでも詳しく書かれているので、詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。
→株式会社LIG「年号と©マークと何が必要?Copyright(コピーライト)表記の正しい書き方」


2.パソコンから範囲選択をできなくする

コピペ対策としては、個人的には一番これが手軽で効果的かなと思っています。通常はパソコンで文字を左クリックしたまま動かすと文章を範囲で選択できますよね。そこからCtl+Cだったり、右クリックして「コピー」を選ぶことで簡単に文章を取得することが可能です。しかしこの範囲選択をさせない処理をホームページ側で行うことで、安易なコピペを防ぐことができるのです。

やり方は簡単。ソース内のBodyタグに「onselectstart=”return false” ondragstart=”return false”」を仕込みましょう。

ソース:
bodyタグでコピペを防ぐ

これはパクリ犯さんがパソコンを使ってホームページを見ているときにしか機能しませんが、アフィリエイトブロガーってほとんどがパソコンで記事作成作業を行っていると思われます。この状態であれば、いちいちソースコードを開くか、JavaScriptをオフにするか、モバイル端末を使って1度コピペ保存するかしなければいけなくなるので、その一手間が増えるぶん気軽なパクリ行為に対して抑制ができます。

また、こういった対策をしているとパクリ犯に「ここの管理人はコピペされることを警戒しているな。このブログからパクると危険かもしれない」と認識させることができるメリットも考えられますね。

デメリットは、単純に文章を参考元として引用したい人にもコピペができなくなってしまう点ですが、真っ当なやり方で引用をしてくれる方は、コピペできなくなっていたとしても手打ちの労力を惜しまず入力してくれるんじゃないでしょうか(楽観的な想像)。

また同時に、ページ内のワードを範囲指定→ 右クリック→ google検索っていう操作もできなくなってしまいますが、一般的なライトユーザーを見る限りではこの方法を知ってる人さえ少ない印象があります。将来的にはわかりませんが、まだそこまで気にしなくてもいいかも?


3.パソコンから右クリックをできなくする

右クリックをできなくすれば、簡単にはソースを見ることができなくなります。先ほどの2と合わせて施しておけば、知識があまりないコピペ犯さんはここでお手上げになります。

こちらもやり方は簡単。ソース内のBodyタグに「oncontextmenu=”return false”」を仕込みましょう。

ソース
右クリックできなくする方法

デメリットは、右クリックメニューそのものが使えなくなってしまうので、ソースが見れなくなるだけでなく「戻る」「進む」「再読み込み」「名前をつけて印刷」「キャスト」「日本語に翻訳」といった項目も開けなくなってしまう点。これは一般ユーザーのユーザビリティを下げることになります。


4.画像を背景化してしまう

imgタグで埋め込まれた画像は簡単に右クリックやドラッグ&ドロップでコピーができてしまいます。これをimgタグでなく、CSSのbackground-imageで背景にしてしまえば、ワンタッチで保存はできなくなります。

ただし、こちらもキャプチャされてしまうと簡単に複製が可能ですし、ソースを見れば元画像のURLも分かってしまうので、効果はあまり期待できないかもしれません。また記事を書いている際に、毎回画像を背景指定にするのは非常に面倒くさいですし、ソースも煩雑になってしまいがちです。

 

もしパクられたとしてもダメージを最小限に抑えよう

パクられてしまったときの対策

前述した対策を行っていてもパクられるときはパクられます。パクられたとしても被害を抑えられるよう、次のような対処が考えられますので参考にしてみてください。

 


1.新しい記事を書いたら、即Fetch as Google!

GoogleサーチコンソールにはFetch as Googleという機能があります。これは新しく作ったページに対してすぐにクロール申請をかけるものです。記事を書いたら直後に必ずFetch as Googleをしておけば、ページが早くGoogleに認識されるだけでなく、後々記事をパクられてしまったときにもGoogleがこちらがオリジナル記事であるという判断をしてくれる材料になります。


2.文章がパクられているかどうかを探す

パクられていそうなテキストを普通にネット検索にかけるやり方もいいですが、パクリサイトを探すときにはCopyContentDetectorという便利なツールがあります。使い方は簡単で、コピーされていそうなテキストを入力してチェックボタンを押すだけ。何十秒か待つとチェックが完了した旨のメッセージが出るので、F5キーなどでページを更新してください。入力したテキストがどのサイトで使われていて、文字列がどれぐらいの一致率であるかまで詳しく調べることができます。


3.コピペされたことを検知する

WordPressのプラグインには「Check Copy Contents(通称CCC)」というものがあります。これはホームページの閲覧者がサイト内のテキストをコピー操作したことを検知して、その瞬間にメールでアラートを送ってくるというモノ。コピー操作がされたテキストの内容や、日時、端末のIPなどがわかります。引用のためのコピーなのか、パクリのためのコピペなのかこの時点では判断がつきませんが、後日調査を行う際には大きなヒントになる便利なプラグインです。


4.パクリが判明したときの対処法

ぶっちゃけ記事をパクられても実害がないことも多くあります。パクリ記事は検索結果でペナルティを受けていて検索で上位に出ない場合が多いですし。しかし、パクリ記事に完全に本来のアクセスや、著者としての名誉を奪われていたりする場合は、何かしらの対処をするべきです。

・パクリ主に連絡する

パクリ主に記事を削除してしてもらうのが一番穏便なやり方かもしれません。パクリ主サイトのフォームや、記事のコメント欄などに連絡をするようにしましょう。苛立つ気持ちでの連絡になるとは思いますが、感情的な文章よりは、できるだけ冷静に淡々とした文章で送ったほうが効果的です。

・パクリサイトが使っているサーバー会社に通報する

パクリサイトが使用しているサーバー会社に著作権違反を報告することができます。相手のブログがアメブロなどのサービスを利用しているのであればその運営元に削除申請をしましょう。申請内容が真っ当であれば記事削除やアカウント削除に動いてくれます。

パクリサイトが独自ドメインで運営している場合は、Whois情報から使用しているサーバーを調べることができます。tech-unlimitedでドメインを入力した後に表示される情報の「Name Server」のところを見ればサーバー会社がわかるので、そちらに通報すればOKです。

・Googleに報告する

著作権侵害が明らかであるサイトについては、Googleに報告して検索結果から消滅させることが可能です。これはDMCA申請と呼ばれます。ただしDMCA申請が承認された場合は、Lumenのサイト内で申請者の名前や申請理由などが全て公開されてしまうため、これがネックですね。また検索結果から削除されるだけなので、パクリサイト自体が削除されるわけではありません。
→Google法的な削除リクエストページ

・アフィリエイトASPに通報する

パクリ記事を量産する輩は大抵がアフィリエイターです。アフィリエイトには必ずそれを仲介しているASP(A8.net、Amazon、楽天など)があります。それらのASPはパクリコンテンツを違反事項にしているので、そちらに通報すればそのパクリ記事ブロガーのアフィリエイトアカウントを凍結させることができる場合があります。ただしこれはパクリ記事そのものが削除されるわけではないので、これはあくまでパクリ主への報告って感じですね。でもこれで広告業界が一歩健全になると考えればちょっとした世直しかも?(笑)
例)A8.netの不正報告窓口

 

まとめ

完全にパクリを防ぐのは不可能ですし、コピペ対策をガッチリやり過ぎると通常の閲覧者の利便性を下げてしまいます(場合によっては嫌悪感を持たれてしまうことも)。個人的にはパクられない対策をがんばるよりは、Fetch as Googleを徹底してこちらがスパム認定されないようにすることだけを徹底しておき、本当に悪質なパクリを受けたときは通報に動くってスタンスで良いのではないでしょうか。小さなパクリにいちいち対応している時間ももったいないですしね。

まぁ、ホントはパクリをしようと思う人がいなくなるような世界になれば理想なんですけど。テレビの前の良い子のみんな、パクリはあかんで!!(笑)